ＢＣＪ神戸公演後援会設立記念パーティー　

1998年6月27日１７：００〜松蔭女子学院大学

　さる1998年6月27日（土）１７：００から、にて、バッハ・コレギウム・ジャパン神戸公演後援会の設立記念パーティーが開かれました。この日は、ＢＣＪ第34回定期演奏会が１５：００より開かれ、その後、１８：：００からのレコーディングの合間にこのパーティーは開かれました。

　ＢＣＪ神戸公演後援会は、京都女子大学助教授（音楽学）の秀村冠一ご夫妻を中心とする発起人によって結成されました（設立趣旨、発起人メンバーはこちらへ）。

　この日は、発起人の皆さん、コンサートに出演したＢＣＪメンバー、そして、私たち一般聴衆もこの記念すべきパーティーに参加し、わずか1時間ではありましたが、ＢＣＪメンバー及びファン同士の交流を図りました。


　まず、発起人代表として秀村氏よりご挨拶があり、後援会設立の趣旨説明及び参加のお願いがありました。

　そして、ついで乾杯。音頭を取るのは緋田氏（おそらく緋田吉也さんのお父様（？））。

　続いて、鈴木雅明さんからご挨拶と主なメンバー、そして、発起人、さらにＢＣＪスタッフ（ＢＩＳのプロデューサーも）が紹介され、そして最後にＨＰ編集部員のＡＨももったいなくもご紹介いただきました。この日がＢＣＪデビューとなったロビン・ブレイズとゲルト・テュルクが紹介されると、一段と盛大な拍手が！

　秀村夫人はオルガニストだそうで、鈴木雅明さんとは芸大時代（多分学生時代）からのお付き合いだそうです。


　挨拶が終わると、あとは自由に歓談。普段、ＢＣＪのメンバーと直接ふれあう機会のない一般のファンの皆さんも、ここぞとばかりメンバーに話しかけ、また、サインを求める姿も見られました。もともとフランクなＢＣＪメンバーたちですから、ファンも最初は緊張していましたが、やがて、いろいろな話ができるようになったようです。そして、全国から集まったファン同士も楽しくＢＣＪについて語り合い、親交を深めていました。ＡＨも、九州の湯舟さんをはじめ、多くのファンの方とお話できました。

　そうこうしているうちに、あっという間に予定の1時間が過ぎ、再び秀村氏のご挨拶のあと散会となりました。

　短い時間でしたが、長い間ファンが待ち続けていたこうした機会が実現したということは大変喜ばしいことです。是非東京でもこのような機会が持たれることを希望したいと思います。

　神戸は鈴木兄弟、そしてＢＣＪのふるさとです。ここにはＢＣＪにとっても聴衆にとってももっともふさわしい空間があります。ここには人と人とのふれあいがあります。本拠地東京には確かに音響空間としてはすばらしいホールと大勢のファンがいて、また、ＢＣＪ演奏会を頻繁に聴くことができます。でも「何か」が足りない。その「何か」を神戸は持っています。私は、神戸でのＢＣＪこそ、本来あるべき姿であり、原点であると信じています。ですから、たとえ経済的に苦しいことがあっても、なんとしても神戸公演を続けていっていただきたい。そんなファンの気持ちを代弁しているのが「ＢＣＪ神戸公演後援会」。神戸公演を支えることがＢＣＪを支えることにもなります。ＢＣＪがＢＣＪでありつづけるためには、神戸公演を続けていくことが必要不可欠なのです。関西方面のファンに限らず、少しでも多くのファンの方が趣旨にご賛同いただき、後援会にご入会いただけることを、ファンの一人として切に望みたいと思います。

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